March 6, 2025

インビザライン矯正の費用相場はいくら?追加費用や費用以外のポイント

インビザライン矯正を検討している方の多くは、まず「どのくらい費用がかかるのか」「追加費用はあるのか」といった金銭面の不安を抱えがちです。加えて、治療を始めてから生じる細かな費用や、クリニック選びの基準など「何を基準に検討すればいいのか」も分かりにくい部分と言えます。  

本記事では、インビザライン矯正の費用相場をはじめ、検査料や保定装置代などの追加費用、そして費用以外の重要ポイントまでを解説していきます。  

インビザライン矯正の費用が気になるという方は、参考にしてみてください。

インビザライン矯正の費用相場とは

インビザライン矯正の費用は、平均的に80〜90万円前後とされますが、実際の総額は「症例の難易度」「治療期間」「クリニックの料金設定」によって左右されます。軽度の歯列不正であれば、40〜60万円ほどで済むこともある一方、大きく歯を動かす症例や複雑なかみ合わせの矯正では100万円を超えるケースもあります。まずは自分の症例がどの程度の範囲にあたるのか、カウンセリングで具体的な説明を受けることがスタートラインです。

一般的な費用帯とプランの違い

インビザラインには「フル」「ライト」「i7」などのプランがあり、治療範囲や歯列のズレによって対応できるプランが異なります。以下のように各プランの目安と特徴をテキストでまとめました。

■インビザラインフル

・費用相場:80〜100万円  

・特徴:幅広い症例に対応し、大幅な歯列移動が可能

■インビザラインライト  

・費用相場:50〜70万円  

・特徴:中程度までの歯列不正に対応

■インビザラインi7  

・費用相場:30〜50万円  

・特徴:軽度の部分矯正や前歯のみの調整向け

自分の症例に最適なプランを選ばないと、費用面だけでなく治療期間にも大きな差が出ます。プランの特性をよく理解したうえで、矯正専門のドクターと相談し、最適な選択をしましょう。

他の矯正方法との比較

ワイヤー矯正や裏側矯正などの一般的な矯正手法も、総額70〜100万円程度かかることが多いため、費用面だけを見ると必ずしもインビザラインが特別に高いわけではありません。

ただし、装置の見た目や日常生活への影響は方法によって異なるため、費用・仕上がり・快適さのバランスを考慮して選択する必要があります。自分にとってどのポイントが優先度高めなのかを整理しておくと、治療方法を決める際にスムーズです。

保険適用や医療費控除の可能性

基本的に美容目的の矯正は保険適用外ですが、顎変形症など特定の症例に該当する場合は保険が適用されることもあります。また、年単位で高額な医療費を支払った場合、確定申告で医療費控除が受けられる可能性があります。領収書や診療明細は必ず保管しておき、確定申告時に備えておくと結果的な実質負担を抑えられるでしょう。

気になる追加費用の内訳

インビザライン矯正では、装置代や検査費用以外に「思わぬ出費」が発生することがあります。実際にどんな費用がかかるかを事前に把握しておくと、後々のトラブルや金銭的な負担を最小限に抑えられます。

検査料や調整料について

矯正前には、レントゲン撮影や3Dスキャンなどの精密検査が必要であり、数千円〜数万円の費用がかかることが一般的です。また、治療中の定期調整料がプラン内に含まれているのか別途請求されるのかは、クリニックごとに異なります。契約時に「検査・調整費が総額に含まれるか」を明確にしておきましょう。

リテーナーや紛失時の再作成費用

矯正治療終了後は、歯列を安定させるための保定装置(リテーナー)の使用が不可欠です。しかし、リテーナー代が総額に含まれないケースも少なくありません。また、マウスピースやリテーナーを紛失・破損した場合の再作成費用が高額になることもあるため、事前に費用の目安を確認しておきましょう。

リファイメント(再作成)の費用

予定どおりに歯が動かず、仕上がりにズレが生じた場合には「リファイメント」と呼ばれる追加のアライナー作成が必要になります。症例によっては無料で行ってくれるクリニックもありますが、有料の場合は1回数万円がかかることも。リファイメントの条件や費用がどのようになっているかを、契約前に必ず確認しましょう。

クリーニングやホワイトニングなどのオプション

矯正と同時にホワイトニングやクリーニングを行う方も多いですが、これらは通常、別途料金が発生します。キャンペーンや割引プランを実施しているクリニックもあるため、興味がある場合はまとめて相談してみるのも良いでしょう。矯正と同時進行で歯の健康を保ちつつ、見た目もアップデートできる点が魅力です。

費用を抑えるためのポイント

インビザライン矯正の費用が高額になる原因は、主に「症例の複雑さ」「装置や調整の回数」「オプションの追加」などにあります。以下で紹介するポイントを押さえておけば、総額を抑えながら納得のいく矯正が叶う可能性が高まります。

無料カウンセリングや複数クリニックの比較

費用や治療内容はクリニックによって異なるため、無料カウンセリングや初回相談を複数の医院で受けるのがおすすめです。見積もりを比較することで「調整料込みなのか」「アライナー追加作成の費用は?」など、重要なポイントが浮き彫りになります。

また、カウンセリング時に医師のコミュニケーションスタイルやクリニックの雰囲気を実際に体感できるのも利点です。

デンタルローンや分割払いの活用

一度にまとまった金額を支払うのが厳しい場合は、デンタルローンや院内分割払いを検討してみましょう。月々の支払い額を抑えられる一方、金利や手数料が発生する場合があるので、最終的な総支払額を確認することが重要です。無理のない範囲で返済を続けられる計画を立てると、経済的負担によるストレスを軽減できます。

モニター制度や学割の活用

一部のクリニックでは、症例写真や体験談を提供する代わりに治療費が割引になる「モニター制度」を実施していることがあります。  

また、学生のうちに矯正を始める場合は「学割」を適用できる可能性もあるため、対象となる方は必ず確認してみると良いでしょう。費用負担を下げるだけでなく、早めに治療を始められるメリットも得られます。

追加費用の回避策や予防策

アライナーを紛失・破損しないよう注意するだけでなく、指示された装着時間を守ることが何よりも大切です。装着時間が不足すると歯が計画どおりに動かず、リファイメントの回数が増えて費用がかさむ可能性があります。定期的な通院で小さな問題を早期に発見・解決する習慣も、最終的な追加費用を抑えるポイントになります。

費用以外に注目すべき重要ポイント

費用だけに注目してクリニックを選ぶと、満足のいく仕上がりにならなかったり、通院が負担になったりすることもあります。矯正を成功させるためには「治療期間や通院ペース」「サポート体制」「自分の生活習慣に合っているか」を含めて総合的に判断しましょう。

治療期間と通院ペース

インビザライン矯正の治療期間は1〜2年ほどが一般的ですが、人によっては2年以上かかることもあります。通院も1〜2ヶ月に一度は必要になるため、ライフスタイルや仕事・学校のスケジュールに支障なく通えるかを確認しておきましょう。計画的な通院が難しいと、治療が長期化して結果的に費用面でも負担が増える場合があります。

クリニックの実績やサポート体制

インビザラインの症例数が多いクリニックや、認定医・専門医が在籍している医院なら、トラブルへの対処や細かな調整がスムーズに行われる可能性が高まります。  

また、治療中の質問や不安をすぐに解消できるよう、メールやLINEなどで気軽に相談できる体制が整っているクリニックを選ぶのもおすすめです。継続的なコミュニケーションが、安心感につながります。

クリニック選びのチェックリスト

以下は、クリニックを選ぶ際にチェックしておきたいポイントです。複数の医院を比較検討する際の参考にしてみてください。

インビザラインに適した生活習慣や注意点

マウスピースは食事や飲み物の際に外す必要があるため、外食が多い方やスポーツを頻繁に行う方は少し工夫が必要です。装着時間が不十分だと予想以上に治療期間が延びる可能性があるため、生活リズムを見直しつつ矯正を続けられるかを事前にイメージしておくと失敗を防げます。衛生管理の面でも、こまめなケアを習慣化することが重要です。

まとめ

インビザライン矯正の費用は、装置代以外にも検査料や保定装置代、リファイメントの有無など多岐にわたるため、初期段階から総合的に把握しておくことが大切です。さらに、費用だけでなくクリニックの実績や通院のしやすさ、サポート体制などを考慮することで、後悔のない治療を進められるでしょう。

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