March 5, 2025

インビザライン矯正中にお酒は飲める?飲み会での注意点や飲み物のポイント

インビザライン矯正中に「お酒を飲んでも大丈夫なの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。

飲み会や外食の際に、マウスピースを装着したまま飲み物を口にすることは推奨されていませんが、工夫次第で矯正治療と楽しい時間を両立することは可能です。

本記事では、インビザライン矯正中にお酒を飲む際の注意点や、おすすめの飲み物、飲み会での過ごし方について詳しく解説します。矯正治療中でも無理なくお酒を楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください。

インビザライン矯正中のお酒について

インビザライン矯正を行っている間、お酒を飲むことは可能ですが、注意すべき点がいくつかあります。

インビザラインは透明なマウスピースを使用し、より目立たずに歯並びを整えることができる矯正方法です。

しかし、お酒に含まれる成分がマウスピースに影響を与える可能性があるため、どのようなお酒を選ぶか、また飲酒時の対応には注意が必要です。

ここからは「インビザラインを装着した状態での飲酒」「インビザラインに影響が少ないお酒」「お酒による口内への影響」について解説していきます。

インビザラインを装着した状態での飲酒

インビザラインを装着したままでお酒を飲むことは推奨されていません。お酒の種類によっては、マウスピースを変形させる恐れがあるからです。特に熱い飲み物やアルコール度数の高いお酒、糖分や酸が多いお酒は避けるべきです。飲酒を楽しむ場合はマウスピースを外し、飲後にはしっかりと口をすすぎ、必要に応じて歯を磨いてからマウスピースを装着しましょう。

インビザラインに影響が少ないお酒

インビザラインに影響が少ないとされるお酒は、色の薄いお酒やアルコール度数の低いお酒です。例えば、ライトビールやワイン、クリアなスピリッツ類(ウォッカやジンなど)が挙げられます。これらのお酒は色素が少ないため、マウスピースの着色リスクを減らすことができます。

しかし、飲酒の際はやはりマウスピースを外すことをお勧めします。

お酒による口内への影響

アルコールは口の乾燥を招くことが知られています。これにより、唾液の分泌が減少し、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

また、アルコールによる口内のpHバランスの変化は、歯のエナメル質を弱くする可能性があります。飲酒の際は、水分補給をこまめに行い、口内環境を整えるよう心がけましょう。

飲酒によるインビザラインへの影響

お酒を飲むこと自体がインビザラインの治療に直接的な悪影響を与えるわけではありませんが、様々な影響を与え、結果治療に影響してしまう可能性はあります。

それぞれの項目について順番に解説していきます。

マウスピースの変形

高温の飲み物やアルコール度数の高いお酒は、インビザラインのマウスピースを変形させる可能性があります。

マウスピースが変形すると、矯正の効果が正確に得られなくなるため、飲酒時は必ずマウスピースを外してください。

マウスピースの着色

色の濃いお酒、特に赤ワインや一部のカクテルは、インビザラインのマウスピースを着色する原因となります。

見た目の問題だけでなく、着色が進むとマウスピースの交換が必要になることもありますので注意が必要です。

虫歯

お酒に含まれる糖分は、虫歯の原因となるバクテリアの栄養源となります。特に甘いカクテルやリキュール類は虫歯のリスクを高めるため、飲酒後は速やかに歯磨きをすることが推奨されます。

インビザライン矯正中の飲み会について

インビザラインを使用している期間中でも、参加を回避することができない飲み会などがあると思います。

ここからは、インビザライン矯正中の飲み会での注意点などを解説していきます。

主な項目は以下の2つになります。

それぞれ解説していきます。

飲み会中のマウスピースの取り扱い方

飲み会では、以下の2点に注意が必要です。それぞれ順番に解説していきます。

マウスピースは事前に外す

飲食の前には必ずマウスピースを取り外し、清潔で安全な場所に保管してください。

紛失に注意して保管する

マウスピースを外した際には、専用ケースに入れて保管することで、紛失を防ぎます。テーブルの上やポケットの中など、見失いやすい場所に置かないようにしましょう。

飲み会での食事の注意点

飲み会の際には、インビザラインを装着していない短い時間でも、歯に悪影響を及ぼす食べ物や飲み物を避けることが重要です。

特に糖質が高いものや酸性の強い飲料は、虫歯のリスクを高めるため注意が必要です。

飲酒後のケアについて

飲酒後の適切なケアは、インビザラインの効果を維持し、口腔衛生を保つために不可欠です。

飲酒後のケアについて以下の3つを解説していきます。

飲酒後の口腔ケア

アルコール摂取後は、口内が乾燥しやすくなります。そのため、水や無糖の飲料で水分補給を行い、適宜、口をすすいで清潔に保つことが大切です。

マウスピースの洗浄

飲酒のたびにマウスピースを洗浄し、常に清潔に保つことが必要です。専用のクリーナーや中性洗剤を用い、優しく洗いましょう。

再装着時の注意点

飲酒後、マウスピースを再装着する前には、必ず口の中を清潔にし、マウスピースも洗浄することが重要です。これにより、口腔内の健康を維持しつつ、インビザラインの効果を最大限に活かすことができます。

インビザライン矯正中お酒以外の飲み物について

インビザラインを使用している期間中は、お酒以外にも注意すべき飲み物があります。

最後に注意が必要な飲み物、そして飲んでも大丈夫な飲み物について解説していきます。

注意が必要な飲み物

特に糖分が多い飲み物や、温かい飲み物、色素が強い飲み物は、マウスピースに悪影響を与える可能性があります。これらの飲み物は避け、マウスピースの寿命を延ばしましょう。

糖分が多い飲み物

糖分を多く含む飲み物は、虫歯を引き起こす原因になりますので、摂取は控えめにしましょう。

熱い飲み物

熱い飲み物はマウスピースを変形させる原因となることがあります。飲む際にはマウスピースを外し、飲み終わった後にはしっかりと口をすすいでください。

色の濃い飲み物

色の濃い飲み物はマウスピースの着色を引き起こす可能性があります。特にコーヒーや赤ワインなどは注意が必要です。

水と白湯はOK

水と白湯は、インビザラインを装着したままでも安全に摂取できる飲み物です。これらは口腔内を清潔に保つ助けにもなりますので、積極的に摂るようにしましょう。

関連記事:インビザライン矯正中にコーヒーはOK?飲み方や注意点を解説

インビザライン矯正中のお酒についてのまとめ

インビザライン矯正中でもお酒を楽しむことは可能ですが、マウスピースの取り扱いには特別な注意が必要です。

飲酒の際はマウスピースを外し、飲み終わった後は適切なケアを行うことで、問題なく治療を進めることができます。

また、お酒以外の飲み物についても注意し、インビザラインの効果を保つために適切な対応を心掛けましょう。

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